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キャプバカありやのうっちゃかちゃー

SLIへのあこがれ(ボーナス施策 その4)

予定通りVGAカードを追加した。
nVidia GeForce GTX275だ。

水冷PCにしてすでに刺さっているVGAカードも水冷にしているので、これまでのようにショップで買ってきてブッ刺せば動いていくれると言うのではないので、時間も手間も金もかかった。

KoolanceのGTX275用の水冷キットVID-NX275の取り寄せに3週間以上かかった。

取り付けもちゃんとチップセットに水枕が当たっているか不安を覚えつつ、
スロットに取り付けるにあたってはいったん水抜きをしなくてはならないが見事に失敗し床が水浸しになった。マシン内の機器にかからなくてよかった。予備の水も買っておいてよかった。

二枚のカードの水冷のジョイントにちょっと手間取った。
スイッチを入れて再びちゃんと水が流れるだろうか、熱暴走は起こさないだろうか。

電源を入れるととりあえずはちゃんと水は流れているようだ。一安心。

せっかくVGAの2枚差しなので、せっかくだからSLIにしてみようと思った。
そのために同型のVGAカードを購入したというのもある。

SLI !!!! なんと甘美な響きか!

マザーボードにはSLI用のゴールドフィンガーを接続するケーブルも付属していたので、それでつなげてみる
これでいいのか?

Windowsを起動させてみるとあっさりカードを認識しnVidiaコントロールパネルでSLIにすることができた。
これで、スーパーパフォーマンスで6局同時視聴でもカクつかないに違いない。

うひょひょ。

main1.1


で、次々とTVtestとPV.exeを立ち上げてみる。
あれ?カクつくよ。なんで?原因はグラフィックじゃなかったのか?
いやいや、他は余裕ありすぎるくらいあるからそんなはずは・・・

やはり、SLIは使わずに普通の二枚差しでやった方がいいのか・・・
理屈はわかっている。
おおざっぱに言うとSLIは2GPUで協調してパフォーマンスを上げる技術で、2枚差しは描画領域を分担するというちがいがある。
2枚差しはそれぞれの領域でそのカードのパフォーマンスを発揮するけど、描画が早くなるわけではない。
一方SLIは描画族度そのものを向上させるが、全体を2倍の能力にする訳じゃない。

ゲームとかにはSLIは有効だけれど、たくさんの動画を同時視聴するのには単純な二枚差しとしての使い方の方が、有効なわけだ。

自分の環境みたいに2モニタ構成ならそれぞれのディスプレイをそれぞれのカードに担当させた方が、良さそうなのははじめから頭をよぎっていた。

けれど4局同時視聴まではカクつくことなく5局でもたまにカクつく程度だったから、SLIでいけるだろと思っていたのだけれど、
予想以上にこういう方面でのパフォーマンスはSLIでは向上しないらしい。

軽くショック。
この三週間SLIを夢見ていたのに、そうではなく二枚差しとしての構成の方がいいとは。
2枚差し構成にしたところ、6局同時視聴でもカクつくことはなくなった。
これまでのグラフィックが脚を引っ張っていたと思われるマクロ動作の遅延も解消された。

SLIはダメだったけれど、期待した結果が得られたから良しとするか。



ではでは。

p.s.
マシンが組み上がって環境が整って安定したら、キャプ風景の動画撮影をする計画だったけれど、
実況キャプ民からの要望でAviUtlの画像出力をファイルに保存するツールを公開してほしいといわれた。
今は自分用なので、本当に酷い作りになっている。
それをちゃんと恥ずかしくない形にして公開しなくては。
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